俺の中学校がテロリストに占拠されたのはどう考えてもテロリストが悪い!第69話。

暗黒に対になる概念があるとするならば、それは『明白』だろうか?なるほど、字面で考えると、明暗、黒白、確かに対になっている。だがしかし、それが自然現象、つまり暗黒が夜の闇に使われるのにたいして、明白は自然現象には、あまり表現として使われない。

それは、真白な空間に人が放り出されることが古来からなかったからだ。勿論、内装を白に統一することはできる。だがしかし、夜の闇に対して、それは、余りに弱弱しい。

女子中学生である韮崎マサコは戦慄していた。目の前に広がった真白な空間。明白な闇とでも言おうか?つまり、明白が目の前に広がっていた。それは、彼女が、今後、どのようにテロリストと対峙すればいいのか?そういうメタ的表現、余白でもあると言える。苦瓜マサルも、同じ白い闇に襲われていた。

マサコは、この闇に立ち向かわなければならない。それは、不安の表れとも言えるかも知れない。どうすればいいのだろうか?今まで、ゆとり委員長達が、職員室魔界に吸い込まれてきたことも、傍観の立場をとっていた。

自分が変わらなければならない。

マサコは、そう思った。たとえ、目の前に白い闇が広がっていたとしても、それを切り分けて進んでいかなければならないのだ。その事に気付いた。そうすると目の前の余白が少しうねり、物語が紡ぎ出される音が聞こえてきた気がした。

まだ、どうして良いか分からない。だが、マサコは自分の意思。それが必要だと再確認したのだった。

続く。

ルール。

  1. ブクマコメントで展開希望があったら、それに習って進んでいく。
  2. なかったら通常通りに進んでいく。